ネパールカレー(ダルバート定食)の食べ方とマナーって?

ネパールカレー食べ方 ネパールの食・レストラン

 

ネパールのカレー食べてみたいけど、上手な食べ方やマナーってあるのかな?

確かに日本のカレーとは食べ方は違うねぇ~

ネパールのカレーを食べたことがない人は、どうやって食べればよいのか迷うこともあるのではないでしょうか。

できれば現地のネパール人と同じように食べてみたい!と言う人もいるかもしれませんね。

今回はネパールのカレーの食べ方や、マナーについて紹介したいと思います。

ネパールカレーって?

と、ネパールカレーの食べ方を説明する前に・・・

「ネパールカレー」の定義ですが、私はネパール人が日常的に毎日食べている「ダルバート」のことを指すと思っています。

 

ネパールのカレー「ダルバート」の画像

 

ネパールのカレー

 

ダルバート

 

ネパールカレー食べ方

店によって、内容は少し違います。

 

あ、ちなみに、下記のようなカレーはネパールじゃなくインド風カレーですね。

ネパールの家庭では日常的に「ナン」は食べません。

個人的にはこっちの方が好きだけど(笑)。

インドカレー

 

ダルバートは、お店や金額によって内容に差はありますが、基本はこのセット。

curryの種類

  • バート(ごはん)
  • タルカリ(野菜の炒め物)
  • ダルスープ(豆のスープ)
  • カレー(野菜OR肉)
  • サグ(葉菜類)
  • アチャール(漬物)
  • その他のつけ合わせ

ダルバートを直訳すると「豆」「ごはん」です。

ごはんと豆のスープは必須ですね。

その他に野菜や肉の炒め物、葉菜類のおかずが付きます。

食事をさらに美味しくするためのアチャールというネパール式の漬け物も定番です。

漬物と言っても辛いのが普通。

あとは金額によって、カレーの種類が増えていく感じですね。(チキン・マトン・フィッシュなどのカレー)

生野菜(キュウリ・大根・ニンジン・玉ねぎ)なども添えられます。

ヨーグルトがついてくるダルバートもありますね。



ダルバートの食べ方

肝心なダルバートの食べ方について紹介したいと思います。

ダルバートは基本は右手を使用して食べます。

それが昔ながらのネパールの食事の習慣ですね。

ただし、現在は「いつでもどこでも手を使って食べる」と言う人は少ないと思います。

自宅では手で食べるけど、レストランではスプーンを使う人もいますし、その時の気分で変わる人もいます。

都市部では家でも外でも手を使って食べない人もいます。

やはり村の方に行くほど手で食す文化が残っていますね。

ダルバートは手で食べてもスプーンで食べても問題ありません。(ただし、村ではスプーンが用意されてないことがあるかも?)

 

辛い漬物

ダルバートの食べる順番ですが、細かい決まりはありません。

「どういう順番で食べるのか?」「全部混ぜるのか混ぜないのか?」など、全て食べる人の自由です。

ネパール人がダルバートを食べるのを見ていても、人によって食べ方はそれぞれです。

  • 好きな野菜やスープを、スプーンで少しずつご飯に混ぜたり掛けたりしながら食べる人。
  • 最初からかなりの量をご飯に混ぜ、まるで粘土遊びのように手でこねてから食べる人。

・・・などなど、個人差があります。

 

小分けにした器から直接口に運んで食べてもOK。

ご飯や他のおかずと混ぜて食べてもOK。

どちらでも問題ありません。

でもやっぱり、小さな器からごはんのところにダーッとかけて食べる人がほとんでですね。

ダルバートはごはん・おかず・スープを丁寧にまぜて食べるのが一般的です。

 

アチャールやサラダなどは、ご飯の合間に時々食べて口直しするような感じです。

唐辛子を少しづつかじりながらご飯を進める人も多いです。

まだダルバートを食べることに慣れていない人には、ぜひスープや野菜をごはんにぶっかけて現地の人のように食べてみてほしいです。

何回か食べているうちに、自分なりのダルバートの美味しい食べ方を発見できると思います。

私がダルバートを食べるときは、急に全部を混ぜることはぜず、まずは一つ一つの味を確かめてから最後にごちゃまぜダルバートにする感じですね。

このように、ダルバートの食べ方は食べる人のお好みで大丈夫です。

 

ダルバートを食べ始めてしばらくすると、給仕係の人(レストランなら従業員、家庭なら女の人が多い)が、おかわりを聞いてきます。

ダルバートのおかわりは基本的には無料です。好きなだけ足してもらえます。

おかわりが欲しいもの・足りないものがあれば「ダルスープをもう少し入れて」「ごはんを足して」などのように、遠慮なくお願いしましょう。

ただし、肉類は追加料金が必要なお店がほとんどです。

 

おかわり自由といっても、日本人の胃にはおかわりしなくても十分なことも多いんですけどね。

でもネパール人なら必ずと言って良いほどおかわりしている印象が。

ネパールの食事中のマナー

昔のダルバート

※これは10年以上前にレストランで食べたダルバート(50ルピーだった!)

 

自分の好きなようにダルバートを食べても良いと言っても、最低限のマナーはあります。

以前にも食事中のマナーについて記事にしていますので、チェックしてみてください。

 

 

改めて、食事中のマナーを簡単にまとめると・・・

  • 手で食べる場合は、食前食後の手洗いは必須!(食後は口周りも洗いましょう)
  • 食事を口に運ぶのは右手のみ。左手は不浄の手とされているので使わない
  • 一度誰かが手をつけた料理は他の人は食べない(特にダルバートの場合)

でもまぁ、ネパールの食事のマナーはそこまで厳しくないかなぁと思います。

外国人の場合は特に多めにみてくれますし、マナー違反をしたからといって、冷たい目で見てくることもまずないでしょう。

思う存分、自分のペースでダルバートを楽しんでみてください。

まとめ

カレースパイス

 

以上、ネパールの代表料理「ダルバートの食べ方」について紹介しました。

基本は「自分のお好みで自由に食べて良し!」です。

余裕があれば、昔ながらの「手で食べる」ネパールスタイルに挑戦してみることもおススメします。

手で食べる食事はこんなに美味しいのか~!と感動する人もいるかもしれません。

 

 

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