ネパールの代表的な食事「ダルバート」。
一般的なネパールの家庭なら、朝と夜の2回、このダルバートをたべます。
ダルバートはごはん+野菜+漬物+豆スープがセットになっているもので、ネパールに来たからには一度は食べてみることをおススメします。
旅行者エリアのダルバート
旅行者が集まるタメルエリアや観光地でもダルバートは簡単に食べることができます。
ネパール料理を扱うレストランならどこでもメニューとなっています。
ただし注意したいのが、ダルバートのレベル。
外国人向けのネパール料理レストランで食べるダルバートは、ネパール人の一般家庭で食べているダルバートとはレベルが違いすぎます。
レベルっていうと大げさかもしれませんが、観光客向けのダルバートはとにかく豪勢なのです。
店にもよりますが、だいたいサービスチャージなども加算されるので、平均400~500ルピーくらいになってしまいます。
ちなみに私が今まで食べた中で一番豪勢だったのはこんなダルバートです。
野菜の器が数種類、肉やデザートもついています。
詳しくは忘れてしまいましたが800ルピーぐらいはしたと思います。
ネパールに観光に来た時にはこのくらいボリュームのあるダルバートを食べる機会があるかもしれません。
コックの腕も高いので味も申し分ないでしょう。
でも、大多数のネパール人は毎日こんな豪勢なダルバートは食べません。
もっと素朴で質素な内容のダルバートになります。
ローカルレストランのダルバート
先日、近所のローカルレストランにお昼ごはんを食べにいきましたので、その時の様子を少しお話します。
実は初めて入るレストランだったので、ちょっとドキドキ。
ローカルエリアのレストランは入り口から中の様子が見えなくて、入るのに勇気がいるお店が結構多いです。
この日はいつも行っているなじみの店が工事中で閉店していたので、新しい店に挑戦してみることになりました。
テーブル席や屋上席もあったのですが、子供も一緒だったためお座敷の部屋にしました。
外国人向けのレストランとは違って清潔感はありませんが、ネパール生活している人にとっては気にならない程度です。
メニューはこんな感じです。
野菜のカレーなら安くて50ルピーから注文できます。安すぎ!!
私たちが注文したのはこちら。
マタ―パニールカレー 120ルピー
ロティ 10ルピー×2枚
ロティは、粉と水と塩で作っただけのシンプルな薄焼きパン(?)ですが、それにしてもこの価格、タダ同然ですね・・・
こちらがダルバート。120ルピーです。
家庭で食べるダルバートもこのくらいの内容です。
真ん中にあるパパドという揚げたお菓子のようなものは、家庭のダルバートで作ることは少ないです。
ネパールのローカルエリアではサラダとして出てくるのは人参・きゅうり・大根を輪切りにしたものが一般的です。
そのままボリボリかじります。
今回初めてこのレストランに行ってみましたが、雰囲気と価格からみてそう悪くなかったので、私の行きつけの店の一つに加えることにしました。
こういう店で食事することが多くなると、旅行者エリアのレストランに入るのがもったいなく感じてしまいますね。
だって、ローカルエリアなら外国人向けレストラン1回分の値段で3~4回はダルバートが食べられますからね。
今回のレストランは私の近所なので特に場所の紹介はしませんが、機会があればぜひネパールのローカルエリアでダルバートを食べてみてください。
シンプルでも意外に美味しく、そのうえお手頃価格なのでおススメですよ。