「すみません」と誰かに声をかける場面は、ネパールでも頻繁にあります。
そんなときはどのように相手に話しかければよいのか、ネパール現地の自然な言い方について紹介しようと思います。
ネパールで「すみません」と言いたいときは・・・
エクスキューズミーを使う
私の意見ですが、ネパールで誰かを呼びたい時や注意をこちらに向けてほしいときの「すみません」は、エクスキューズミー(excuse me)が無難だと思います。
- レストランで店員さんを呼ぶとき
- ちょっと道を開けてほしいとき
- 人に何かを訪ねるとき
このような時は全て「エクスキューズミー」で通用します。(英語のエクスキューズミーを使う感覚と同じ)
一般のネパール人も、ネパール人同士で使っています。
ただ、年配のネパール人だとわからない人がいるかもしれませんね。
いや、わかるかな?(どっちだ!?)
もちろん、家族や親しい間柄では使われませんが、初対面の人に対してなら誰にでも使えるので便利です。
「スンノス タ」を使う
ネパール語の辞書などで「すみません」を調べると「スンノス タ」と出てくることがあります。
この「スンノス タ」は直訳すると「聞いてくださいよ」となります。(「スンノス」=聞いてください、「タ」=強調)
なので、こちらに集中して耳を傾けてもらいたい時に使う「すみません」の意味です。
相手に応じて呼称を使う
ネパールでは初対面の人であっても気さくに「ねぇ、お姉さん!」「ちょっと、弟!」のように呼びかけることが日常的にみられます。
先ほど、ネパールで「すみません」を使う時は「エクスキューズミー」が無難だと言いましたが、ネパール人が誰かを呼ぶ時に使うのは、こちらの方が自然です。
ですが、外国人が使うには少し慣れが必要かもしれません。
遠くから呼びたいときは、
- 「エ、ディディ!」→ 年上の女性を呼ぶ時(ディディ=姉)
- 「エ、ダイ!」 → 年上の男性を呼ぶ時(ダイ=兄)
- 「エ、バヒニ!」 → 年下の女性を呼ぶ時(バヒニ=妹)
- 「エ、バイ!」 → 年下の男性を呼ぶ時(バイ=弟)
- 「エ、タクシー!」→ タクシーを捕まえる時
「エ」はなくてもいいですが、「ねぇ」「おーい」という感じを表すので、つけたほうがスムーズな印象です。
その他
謝る意味の「すみません」の場合は「ソーリー」で大丈夫です。
といっても、日本のように頻繁に謝る人はいないので、ぶつかってしまったときや、本当に悪いことをしたと思うときだけ謝るのが普通です。
典型的な昔ながらのネパール人の方は、「すみません」的な言葉はほとんど使わないような気がします。
「ちょっとよけて」などのように直接的な言い方をする人も多いですね。
他人との距離感が近いネパール人ならではだと思います。
まとめ
ネパールに長く滞在するとなると、場面に応じて違った言い方をした方が自然です。
でも、単純にネパールを旅行するだけだというなら、
呼ぶときの「すみません」は「excuse me」
謝るときの「すみません」は「Sorry」
これだけ覚えておけばOKです!
簡単ですね。
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