日本の朝食と言えば「ご飯に味噌汁」の和食派の人もいれば「パンと卵料理」の洋食派の人もいると思います。
忙しい人ならコーヒーだけとか野菜ジュースだけという人もいるかもしれませんね。
朝ごはん習慣というの各国によって違うもの。
ネパールではどんな朝食が食べられているのでしょうか。
ネパールの朝食について
まずネパール人の「朝ごはん(ビハナ・コ・カナ)」に対する定義ですが、日本人のように7時~8時の朝食のことを指しません。
そもそもネパール人の食事時間は少し変わっています。
この写真のようなしっかりしたご飯(ダルバート)は午前10時と午後8時くらいの1日2回だけ。
そのほかには起床後と、おやつの時間帯の軽食を1日2回食べます。
ネパール人が朝起きて食べるもの
ネパール人にとっての朝食=「ダルバート」なのですが、今回は「朝起きてすぐ食べる軽食」について書いていきたいと思います。
お茶+ビスケット
以前にネパールのスーパーマーケットにはやたらとビスケットの種類が多く売られている。という内容で記事を書きました。
ネパールでは朝の軽食としてビスケットを食べる人がとても多いです。
朝起きてがっつり食べるというよりは、お茶にビスケットをひたして食べながら、10時ごろの朝ごはんの時間まで空腹を紛らわすという感じでしょうか。
ビスケットのお供として飲むお茶は、砂糖たっぷりのお茶です。(ミルク派多い印象)
ビスケットに甘いお茶だなんて、起きて早々血糖値が上昇↑・・・と思うのですが、シュガーレスのビスケットも結構見かけるので、健康志向の人も大丈夫。
最近はネパール人でもコーヒーを嗜む方が増えてきているようなので、「ネパール人=甘いミルクティー」という偏見は持ってはいけないかも。
お茶+パン
ビスケットの代わりに、食パンや自宅で焼いた薄焼きパンを食べる人も見かけます。
近所ではおしゃれなパン屋さんがどんどん増えてきているのですが、需要があるからなんでしょうね。
欧米文化も広まってきています。
シリアル食品など
ビスケット同様、スーパーマーケットではシリアル食品も充実しています。
お隣インドからの輸入品が多いですが、ネパール産の製品もちらほら。
我が家で結構食べている朝食が、オートミール。バナナやヨーグルトなどを混ぜていただきます。
オートミールは料理やお菓子作りにも活躍してくれるので助かります。
栄養価の面でも優秀です。
子供が好んで食べるのがコーンフレーク。
とくに甘いタイプが好きなので少し気を付けたいところ。牛乳をかけて食べています。
あとは市販の食パンやパンケーキを焼いて食べることもあります。
「朝食はしっかり摂る!」という感じではないですね。(手抜き母)
ネパールでは他にも、ミューズリーやグラノーラなどのシリアル食品が店頭に並んでいます。(割と値段が高め)
その他
近所の朝のカジャ屋では、ロティと一緒に各種カレーを食べている人もたくさんいます。
朝一でカレー!?
と思いますが、ネパールに限らず人の好みはそれぞれですよね。
結局はネパールの朝食と言っても飲み物やフルーツだけの人もいるし、がっつり食べる人もいます。
そこそこの家庭によっても特徴や違いがあるのではないでしょうか。
国が変わったからと言って無理に合わせた食事をする必要もなく、朝食も好きなものを食べたいと思っている私です。