その国の言葉を学ぶ時には、まずあいさつや自己紹介などが大切だと思います。
旅行で使いたいなら、買い物の仕方や移動中に使用する言葉が大切かもしれません。
そして、コミュニケーションをとる相手がいた時には自分の感情を伝えることが結構重要になってくるんじゃないのかな、と思っています。
自分の感情を表す表現をいくつか知っておくと、ネパール人とのコミュニケーションがスムーズになることがありますし、相手もわかりやすくて便利なのではないでしょうか。
そこで、ネパール語の感情表現をいくつか紹介したいと思います。
自分の感情を表すネパール語表現
基本的に、自分の感情は「マ ライ ~ ラギョ」の形で表すことができます。
「マ」 = 私 なので、自分の感情を表すときは全てこれでOKです。
状況によって「マ ライ」は省略されることも多いですが、誰のことかはっきりさせるためにも最初はつけて使用する方が相手にわかりやすいと思います。
それではよく使う表現についてみていきましょう!
「マ ライ クシ ラギョ」
意味:「私は嬉しいです」
私が一番よく使うのはこれですね。
久々にネパール人の知人に会うと、「タパイサンガ クラガレラ マ ライ クシ ラギョ!」(あなたと話せて私はうれしい!)と言われることがあります。
これを言われるとこちらもとても嬉しくなるので、私も真似して使うようにしています。
あとは思わぬプレゼントをもらったときなどに言いますね。
※でも・・・典型的な昔ながらのネパール人は、プレゼントを受け取っても嬉しそうにしたりお礼を言わない人もいます。(照れ隠し?)
マ ライ ラマイロ ラギョ
意味:「私は楽しいです」
これもポジティブな感情表現なので、どんどん使うと良いですね。
「ラマイロ バヨ」(直訳:楽しくなった)もよく使います。
「マ ライ ボーク ラギョ」
意味:「私はおなかが空きました」
これも良く使いますね。
人間の生理的欲求の一つですから超重要!
絶対に覚えたい言葉です。
「マ ライ ニンドラ ラギョ」
意味:「私は眠たいです」
「ニンドラ アヨ」(直訳すると眠気が来た)という言いかたもよくします。
無意味な時間を過ごしたり、待たされることが多いネパール生活では、「マ ライ ニンドラ ラギョ」を連発することも多い私。←はい。嫌味で使ってます (笑)
「マ ライ ラージュ ラギョ」
意味:「私は恥ずかしいです」
これは、あんまり使わないかも。
ですが、ネパールでは見られたくない場所でもじーっとみられることが多いので(SPAや衣料品屋での着替えの時とか)、見られて嫌な時などに知っておくと便利です。
「マ ライ ラージュ ラギョ。ナヘルノスナ」(恥ずかしいです。見ないでくださいよ)
外国人なので仕方ないのかもしれませんが、本当にジロジロ観察されることもあるので・・・
「マ ライ ドゥッカ ラギョ」
意味:「私は悲しいです」
悲しいこと、残念なことが起こったときに、静かなトーンで言いましょう。
国が違うと感じ方も異なります。
黙っていると伝わりませんので、悲しいときはしっかりと表現するほうがいいですね。
「マ ライ アチャンマ ラギョ」
意味:「私はびっくりしました(驚きました)」
「アチャンマ」の部分に抑揚をつけて、本当に驚いたように発音するとなお良いです。
「アチャンマ!」だけで使うことも多いです。
「マ ライ ダラ ラギョ」
意味:「私は怖いです」
ネパールでは明かりがなくて暗い道や、整備されていなくて危険な場所がたくさんあります。
ネパール人は平気にしていても、日本人としての危険察知能力が働くことがよくありますので、「なんか怖い」「危険な予感がする」という場所には近づかないほうがいいです。
「マ ライ ダラ ラギョ。ナジャニ」(私、怖い。行かない!)
誘われた時もきっぱり断りましょう。
他にも色々ありますが、とりあえずこれだけマスターしておけば何とかなる感じです。
カタカナ式に発音しても伝わりやすい表現ですので、その場面が来たらぜひ使ってみてくださいね。