ネパール人と話をするたびにいつも思うのです。
ネパール人って歯がキレイな人が多いなぁ・・・
日本人に比べると歯並びも良いし、黄ばんでる歯より白い歯の人が多い。
何故なんでしょうか?
今回はネパール人の歯についての話と、歯医者事情についてまとめてみようと思います。
ネパール人の歯の白さと強さの秘密
(※これは実はインド人女性ですが・・・)
ネパール人はとにかく歯が白い人が多いです。
ネパール人の肌の色は白というより日焼けした色の人が多いので、白い歯が一層引き立ちます。
多分、日本人よりも歯に対する美意識は高いと思います。
よくネパール人の方が私の歯をみて、「どうして白くないの?」とか「歯医者いってないの?」とか言うので、他人の歯をよく気にしているのではないでしょうか。
「日本人は歯が良くないよね」ともよく言われます。
なぜネパール人の方が歯が白くてキレイなのかははっきりとはわかりませんが、今までネパール人に言われたことは次のとおりです。
ココナッツの成分が歯を白くする
ネパール人は日本人に比べて、ココナッツを食べることが多いです。
お祝い事にもお供えものとして欠かせない食べ物です。
ジュースというよりは、乾燥した硬いココナッツを噛んで食べることが多いですね。
どうやらこのココナッツには、歯を白くする成分があるのだとか。
毎日食べるカレーのスパイス「ターメリック」の成分
ネパール人が毎日のように食べるダルバートの料理には、うこんのスパイス(ターメリック)が欠かせません。
この黄色いターメリックもネパール人の歯の白さや強さの秘訣のようです。
逆に歯が黄色くなりそうなイメージがありましたが、どうやら反対なんですね。
ターメリックはその他にも、虫歯を軽減したり、歯肉炎や歯周病の元となる菌を殺す働きがあるとか。
もし本当なら、これはぜひ積極的に摂りたいものです。
小さい頃から硬い食べ物を食べている
あとネパール人の歯が強いのは、小さい頃から硬いものを食べる習慣があるからなのではないかなぁ。
と私は勝手に思っています。
小さな子供でも、大人の私が噛み切れないぐらい硬いお菓子とか骨を、噛み砕いて食べていたりします。
あごも歯茎も鍛えられて、丈夫な歯に成長しそうですよね。
ネパールの歯医者は意外にも先端技術で値段も安い!
※以前私が通っていた歯医者の受付風景
ネパールの歯医者について気になっている人もいると思います。
先進国ではないネパールの歯医者を不安に思っている人も多いかもしれませんね。
私も初めてネパールで歯医者に行くことになったときには、とても心配でした。
でも意外なことに、ネパールの歯医者は最新の設備を揃えている場所も多いです。
海外で勉強してきた歯科医もいるので、技術面でも安心して治療を任せることができます。
もちろん全ての歯医者がそうではないかもしれませんが、少なくても私が今まで行った数か所の歯医者では問題なく治療を受けられました。
ネパールの歯医者のメリット
ネパールの歯医者では、日本に比べて良いところがいくつかあります。
やはり一番のメリットは、日本に比べてかなり治療費が安いところですね。
私はもう日本の歯医者には行けません(笑)。
技術的にさほど変わりがないなら、断然安いほうが良いです。
あとは、日本のようにチマチマ短時間の治療はしません。
クリニックによるかもしれませんが、麻酔も一回で何本も打ったりします。
ある意味、日本のように慎重ではないとも言えるのですが、一日に何本もの歯を抜くことも可能です。
ネパールの歯医者のデメリット
反対にネパールの歯医者のデメリットとしては、
というところでしょうか。
水が顔にかかったり、エプロンがずれてもおかまいなし。
細かいことが気になる人は、治療中にずっと不快な思いをしなくてはならないでしょう。
昔、治療中に停電になってしまい、携帯電話のライトで治療された時はあせりました。
「ちゃんと見えてるのか・・・」と。
それと、なぜか日本の時のように治療中に目を閉じると、注意されることが何度かありました。
「目を閉じると痛みを感じやすくなる」そうです。
ん~、そう言われてみればそうかも。
まとめ
以上、ネパール人の歯について褒めてきましたが、実はネパールの子供たちは虫歯持ちの子も結構います。
私の個人的な経験ですが、たまに気になってネパールの子供たちに歯を見せてもらうと、虫歯のように黒い穴があいている子が多いのです。
あれ?ネパール人は虫歯が少ないと聞いていたのに・・・と思ったのですが、時代と共に変わってくるのでしょうか。
虫歯が少ないという割には歯医者もあちこちに見かけるので需要がありそうです。
病院もそうですが、歯医者もしっかりと場所を選べば、ネパールでも安心して治療を受けることができますよ。