ネパールはお祭りやお祝い事の多い国ですが、そんなときに欠かせないのが「ティカ」です。
ティカはお祝いの印として、老若男女問わず額・眉間につけるものです。
基本的には米・ヨーグルト・赤い色粉を混ぜて作ります。
お祭りによっては色が違ったり、民族によっても種類が異なったりします。
ネパールのティカってこんな感じ
↓↓ わかりやすいようにツイッターから引用してみました。
In Nepal, there is a day to honor and & acknowledge dogs and their loyalty called “Kukur Puja”. It’s a day where people celebrate all dogs & thank them for their friendship, showering them in garlands made of flowers and a red tika put on their forehead to show their sacredness. pic.twitter.com/o8auRNwBMG
— Stick To Your Guns (@STYGoc) 2018年8月19日
犬にもティカをするお祭りがあります。
Prince Harry receives a ‘tika’ as he visits a #redcross relief centre in #Nepal today #HarryinNepal @GettyImages pic.twitter.com/roZ0IpgfaZ
— Chris Jackson (@ChrisJack_Getty) 2016年3月20日
Happy #Bhaitika to everyone. #Tihar #Brothers_Sisters #Blessing #Flowers #Tika #Colors #Selroti #Festival #Nepal pic.twitter.com/epA03ApsMS
— Visit Nepal 2020 (@myholidaynepal) 2015年11月13日
ティハール祭の時のティカは配色も綺麗ですね。
以上のようなティカはまだ序の口です。
お祭りによってはこのくらいシンプルなこともありますが、時には額がティカの存在で大変な自体になることも。
参考になる画像が見つからず、自分のプライベート写真から選んだので額のみ掲載します。
おでこだけ切り取ったら余計にティカが強調されて、かなりオカルトちっくなことに・・・!!
(※悪意はありません・・・)
ティカは年長者が年下の者につけることになっています。
なので、ダサインなどたくさんの親戚があつまるお祭りには、若い人・幼い子供はおでこがほぼティカで埋め尽くされる事態になります。
ネパールで始めてダサイン祭りを経験したときに、私はこのティカを見て衝撃をうけました。
小さいころから見なれているネパール人にとっては普通のことかもしれないのですが、私にとっては恐怖でしかありませんでした。
この時の衝撃がトラウマになっているのかどうかはわかりませんが、実は今でもティカが苦手です。
見た目もダメですが、米とヨーグルトを混ぜ合わせて額につけるのでひんやりと冷たいのが受け付けず。
その上私のおでこはティカと相性が良くないらしく、他の人よりもすぐにボロボロ落ちてくるんです。
ですのでティカをつけてしまったら、きれいに拭くまで落ち着かない状態が続き、ストレスでしかありません。
落ちたティカはあちこちに赤い色を付け、くっつきます。
ティカをつけた人が去った後は部屋、車内などは落ちたティカの汚れが残ります。
ネパールのおめでたい習慣なので、ネパールにお世話になっているからにはティカの存在を受け入れないと・・と思ってはいるのですが、これだけは何年経っても何故かダメです。
皆さんは、ネパールでお祝い事に参加する機会があったら、ぜひ笑顔でティカを受けてくださいね。(←自分はできないくせに)
おしゃれティカっていうのもあります
勝手に「おしゃれティカ」と呼んでいますが、女性が普段からアクセサリーのようにオシャレとしてつけるティカのことです。
裏がシール状になっていて、ペタッと眉間に貼るだけ。
普段は赤い円状のシールティカを付けているネパール人女性をよくみかけますが、若い女性は細めのピカピカきらびやかなティカが似合います。
民族衣装のサリーやクルタに合わせるととても綺麗に見えます。
このおしゃれティカは簡単だし、汚れないのでおすすめです。
ネパールに来た際にはぜひお試しを。