日本人がカンボジアでタクシー運転手を殺害した事件について

ネパールの生活・習慣
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今日知ったニュースですが、カンボジアで衝撃的な事件があったんですね。

ご存知の方も多いのではないでしょうか。

舞台はネパールではなくカンボジアなのですが、海外在住の身としてはこういったニュースがあると結構気になってしまいます。

 

カンボジアタクシー運転手強盗殺人事件 犯人は日本人

事件については下記のとおりです。

世界遺産アンコールワットで有名なカンボジア中部シエムレアプで17日、ハイヤー運転手の男性が首をナイフで切られて殺害される事件があり、現地警察は20代の日本人の男2人を強盗を目的とした殺人容疑で逮捕した。

うち1人は警察の調べに「日本で借金があり、奪った車を売って金を手に入れようと思った」と話しているという。 警察によると、逮捕されたのは中茎竜二容疑者(23)と、石田礼門容疑者(23)。

現地報道によると2人は16日、タイ国境にあるカンボジア西部ポイペトから入国し、17日にハイヤーに乗車。車内で運転手の男性の首を切った後、シエムレアプの国道で男性を路上に落として300メートルほど走ったところで逮捕された。

引用元:朝日新聞デジタル https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190318-00000031-asahi-soci

日本人の事件の犯人について

犯人は23歳の日本人男性2人です。

このニュースをいろいろと調べていたら、犯人には日本で400万円の借金があったそうです。

それにしても、なぜその借金を返すためにわざわざカンボジアで殺人を犯そうと思ったんでしょうね。

それについては特にニュースに記載はありませんでした。

日本では若者の貧困化が進んでいると聞きますが、だからといって誰もが借金を抱えているわけでもないし、お金のために人殺しをするわけでもありません。

ただ、こういった事件が起こると日本人としては「恥ずかしい」と思うし、自分が罪を犯したわけではないのに、とても暗い気持ちになってしまいます。

被害者の方、ご家族の方の気持ちを思うと何とも言えないですね。

この二人はこれからカンボジアで刑罰を受けるはずですが、外国で起こした事件だとしても罪は罪。

しっかりと罪を償ってほしいと思います。(刑を受けても被害者は戻ってきませんが)

殺害されたタクシー運転手について

首を切られて亡くなったタクシー運転手は4人の子供をもつ真面目なカンボジア男性で、盗まれたタクシーは3ヶ月前に借金をして購入した車だったそうです。

これは正式なニュースサイトで見たわけではないので、どこまでが真実かはわかりません。

ただ、この事件はカンボジア人の日本人に対する印象に、少なからず悪影響を与えたと思います。

特に被害者の方と親しかった友人や家族にとって「日本人」はネガティブなイメージとして心に残っていくでしょうね。

本当に残念な事件です。

 

 

ネパールで日本人の犯罪は?

 

 

今回の「カンボジアタクシー強盗殺人事件」をきっかけに、ネパールでの日本人の犯罪について気になったのでネット検索して調べてみました。

が・・・ほとんど見つかりませんでした。これは喜ぶべきことですね。

ただ、私の記憶が正しければ、ネパールでの詐欺事件に日本人も仲間として関わっていたというニュースがあったはずなのですが、詳細はみつかりませんでした。

他にはこういったニュースが見つかりました。

カブトムシなどの密猟容疑で日本人男性を逮捕

日本人男性が、許可を得ずにネパールのジャングルで昆虫採集を行っていたらしいです。

野生生物保護法に違反したとしてネパール森林当局に逮捕されたとか。

本人に犯罪の意識はなく、商業目的でもなかったそうです。

ネパールトリブバン空港で大麻10㎏所持の日本人逮捕

これは2010年2月のニュースです。

大阪出身24歳の男性が、ネパール国際トリブバン空港で大麻樹脂10Kgを持ち出そうとしたとして逮捕されたそうです。

「麻薬密売組織と関係がある可能性がある」と当時のネパール警察が言っていたそうですが、その後どうなったのかまでは不明です。

ネパールでの日本人の犯罪はこのくらいしか見つからなかったのですが、在ネパール日本国大使館のホームページにも記載がある通り、日本人の大麻関連の逮捕は多いようです。

「マリファナ(大麻)が合法な国で日本人が使用するのは違法じゃないのか?」の記事でも書いていますが、ネパールでも大麻の所持・使用は違法ですので見つかると逮捕されます。

「ネパール=ドラッグOK」のようなイメージがまだまだあるのかもしれませんが、有罪の場合は2~10年の懲役という重罪扱いですので覚えておいてください。

ネパールの刑務所で数年も過ごすのは、日本とは比べられないほど大変だということは簡単に想像できるのではないでしょうか。

 

 

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