ネパールからの情報をブログで書いていますが、本音をいうとネパールのよいところだけ伝えたいです。
自分がここに住むことを選んでいるわけだし、もう長いことお世話になっている国だから。
でも現状を知りたくてこのブログを覗きにきてくださっている方もいらっしゃると思うので、良い面ばかり書いていても偏ったブログになってしまいます。
なので、今回はあえてネパールのマイナス面について触れてみようと思います。
先進国では見ることのできないネパールのゴミについて。
ネパールカトマンズのゴミ問題
ネパールの首都であるカトマンズに着いてまず驚くのが、 空気の悪さ、そして道端に放置されているゴミの山だと思います。
最近は、私が来たばかりのころに比べるとだいぶ良くなってきたように感じますが、まだまだ現状は厳しいです。
私の住んでいる地域は特に住民が密集しているので、ゴミ問題は深刻です。
近所では、このように放置されたゴミがあちらこちらで見られます。
ゴミを捨てた人たちは、その後に誰がこのゴミの山を片付けるのか考えたことがあるのでしょうか?
本当にマナーが悪いです。
ネパールカトマンズのゴミ収集車って?
ネパールでも、もちろん各エリアにゴミ収集車はやってきます。
でも定期的ではないんです。
私の住んでいるエリアでは朝7~9時頃に来ることが多いですが、 かと思えば、昼間に来ることもあるし、夕方に来ることもあります。
その上、曜日や日にちなども決まっていません。
2~3週間こないこともあれば、週に何回もくることもあります。
外出時に収集にくる日が続くと、いつまでも出せないゴミが家にどんどんたまっていきます。
これが私にとっては結構なストレスです。
実際にゴミを集めにくるときは、「ピーッ!ピーッ!」っと笛を鳴らした合図が聞こえます。
この音をきいた住民は、「ゴミ集めに来たぞ~!!」と、慌ててゴミ出しの準備をし始めます。
※我が家の近所に来るのは、収集車・・・というか、リヤカーです。
数十分は待機していてくれますが、来たことに気がつくのが遅いと、いつの間にかいなくなってしまいます。
いつもこの笛の音を聞くと、焦ってドキドキしてしまう私。
時々、狭い路地の中にこんな収集車が来ることもあります。
大きな主要道路では大型ダンプでゴミ収集している姿を目にします。
画像はないですが、、、本当にものすごい量なんです!
住民は、荷台にゴミをどんどん積み込み、(っていうか投げ込んでいるというほうが正確?) 道路には荷台から転がり落ちたゴミが散乱しちゃってたり・・・
収集作業している方は本当にご苦労だなぁと思います。
最近はネパールの休日の土曜日に、道路脇や川沿いに落ちているゴミを拾っているボランティアの学生たちを見かけることも多いです。
休み返上で頑張っている若い子や、大人のボランティア団体を見かけると本当に感心してしまいます。
この姿を見て、ゴミをその辺に投げ捨てているマナーの悪い人たちも、習慣を改めてくれると良いですね。