【疑問】ネパール人は本当に牛を神様だと思っている?

ネパールの生活・習慣
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ネパールやインドなどのヒンズー教徒の多い国では「牛=神様」とされていると聞いたことはありませんか?

私もネパールに住むまではそう思っていて、ネパールの人たちはさぞかし牛を敬っているのだろうと想像していました。

でもどうやら現実は違っていました。

 

ネパール人にとって本当に牛は神聖な動物なのか

正確にはヒンズー教において「牛=神様」ではなく、「牛=神様の乗り物」です。

ヒンズー教の三大神の1人であるシヴァがナンディンという牛を乗り物にしていたことから、牛は神聖な動物とされています。

ネパールの街中を歩いていると、たくさんの野良牛に遭遇します。

ネパールに旅行に来た人でも、観光場所や道路、ショッピング街などあらゆる場面で見かけることがあると思います。

そのくらい普通にネパールの日常に溶け込んでいます。

で、私は以前からネパール人は牛を敬って生活しているに違いないと思っていたのですが、そうでもなさそう。

 

ネパール人の牛に対する扱いって・・・

ネパールで生活をしていると、嫌でもネパール人の牛に対する本当の扱いが見えてきます。

◆キャベツを食べられそうになり、ほうきを振りかざして牛をおっぱらう八百屋の店主

◆売り物のからし菜を、いつのまにか後ろにいた牛にこっそり食べられたことを知り、激怒してプラスチックの椅子で牛の頭部を叩いた路上のからし菜売りの女性

◆道路の真ん中に腰を下ろして動こうとしない牛に、罵声を浴びせたあとに当て逃げしたマイクロバス運転手

◆ネパール人家族の前では食べないが、外国人と一緒の時や海外旅行に行ったときには牛肉を美味しく味わっている某知人

 

その他にも、牛が邪魔で追っ払うネパール人の姿は日常的にみられます。

基本的にその辺にいる牛は野良牛なので、好き勝手にぶらぶらしています。

そしてお腹が空いたら道端の草を食べたり、八百屋・フルーツやの商品をくすねようとします。

なので、店主からすると「商売の邪魔」でしかないわけで・・・怒りたくなるのは当たりまえ。

そう、それが神聖な動物であろうとも。

 

実際に私の住む地域にも野良牛がたくさんいますが、糞尿で道を汚す・店に迷惑をかける・通行人や車の妨げになるなどの行為が目立ちます。

それでもかつて野良犬に対する政策をとったように、牛に対して何か対策をとらないのは、やっぱり神聖な生き物として崇めているからなのかな?

とも思ってしまいます。

 

※基本的に牛は近くに来ても人を襲いませんので、ネパールで牛に遭遇しても慌てなくて大丈夫ですよ。

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