ネパールの生活は宗教の影響が強い?ネパール人の宗教観について

ヒンズー寺院 ネパールの生活・習慣
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ネパールと言えば、数々のお寺の風景を思いだす人もいると思います。

そう、ネパールはたくさんの神様が住む国と言われるくらい、宗教が人々の生活に深く根付いているのです。

そんなネパールの宗教のお話と、外国人の私から見た「ネパール人の宗教観」について気が付いたことをまとめてみようと思います。

ネパールの宗教と言えばヒンズー教?

ネパール

ネパールの宗教といえば、インドと同じく「ヒンズー教の国」と思い浮かべる人も多いでしょう。

実際に現在のネパールでは、ヒンズー教徒が80%、仏教徒が10%となっており、残りの10%がイスラム教を始めとする他宗教の信者だという調査結果が報告されています。

圧倒的にヒンズー教徒が多いですね。

但し、歴史的にヒンズー教がネパールの国教とされてきたのは2006年までで、それ以降は他の宗教も受け入れる体制に変わったようです。

ヒンズー教についての記事は以前にも書いていますので、興味のある方は参考までにどうぞ。

 

国の意向としては、ヒンズー教を国教と定めるのは廃止しましたが、それでもまだまだネパールはヒンズー教が主役だなぁと思う場面はたくさんあります。

国の8割がヒンズー教徒なのだから当然なのですが、街のあらゆる場所に置いてある神様はヒンズー教のものばかりが目につきます。

かといって、他の宗教が肩身のせまい思いをしているのかと言えばそうでもないような気がします。

ブッダやキリストの誕生日も祭日として休みになっているし、そもそもヒンズー教の人が異宗教の人たちを悪く言ったりディスったりする場面もみたことがありません。

ネパールでは多数の異なる宗教が、仲良く混在していると言ってもよいのではないでしょうか。



ネパール人の宗教観

寺院

異なる宗教間でも上手に共存できているネパールですが、明らかに日本とは違う宗教観を一般の人たちが持っているのを感じずにはいられません。

ネパールの生活には、宗教への信仰心がかなり影響しています。

神様にまつわる祭日が多い

日本にも祝日・祭日は何日もありますが、ネパールの場合は神様の歴史にまつわる祭日が多いです。

いくらなんでも休みすぎでは?と突っ込みたくなることもなくはない・・・のですが、ネパール人にとっては意味のある大事なお祭り。

そういった日には家族総出でお寺に参拝にいったり、親戚が大勢集まって祝うことが多いです。

何かあればとりあえずプジャ

プジャは「祈祷」を意味します。

日本でも会社を興したときや、新しく家を建てる時などに祈祷をすることもあるかもしれませんが、ネパールのプジャの頻度はハンパないです。

お祭りがくればプジャ、困ったことがあればプジャ、願い事があればプジャ・・・

暇さえあれば、お寺に足を運ぶ人も少なくありません。

のんびり時間が流れるネパールだからこそできることだなぁと思います。

大事なプジャには、お供え物として生け贄のヤギやニワトリを切って使うこともあります。

日本では考えられない風習が残る

牛

割と年配の方で、宗教の教えを堅実に守っている人はまだいらっしゃると思います。

でも年齢が若くなるにしたがって、宗教の決まり事もルーズになってきている感じはネパールでもあるようです。

でも、次に挙げる習慣はまだまだ守られている印象がありますね。

  • 神様の乗り物である牛は神聖なものなので肉は食べない
  • 生理になった女性は「穢れ」を意味するので隔離される

 

ヒンズー教徒の人々は牛肉を食べません。

国民の8割がヒンズー教徒ですから、ネパールで牛肉が買えるところは本当に限られたところだけです。

外国人の利用するレストランでは食べることができますが、ローカルエリアではなかなか手に入りません。

でも実際にはネパール国内では牛肉食べないけど、海外旅行に行ったときには実は食べている・・・という人は結構いるようです(笑)。

生理が来た女性が家から離れた小屋で隔離されるという習慣は、今は村の一部の場所でしかないようですが、私からみると「ひどい扱いだなぁ」と思う習慣はまだ普通に行われています。

生理中の女性は「キッチン(神聖な場所)に入れない」「料理してはいけない」「旦那さんと同じベッドで寝られない」「人に触れてはいけない」などなど。

家庭の都合によってはだいぶルーズになっているとも聞きますが、考えようによっては女性が家事を休める絶好のチャンス!・・・かもしれません。

まとめ

宗教

 

多分私が知らないだけで、ネパールには宗教の影響が強く反映されている習慣はまだまだ数多くあると思います。

ネパールは信仰心が強い人も多く、面倒な習慣もありますが、外国人に対してそれを強要することはほぼ無いと言っても良いでしょう。

ネパール人の宗教が根付いた習慣は、私には正直受け入れにくいことも多いです。

でも、ネパール人が他の宗教に対して寛容なように、私も当たり障りのない平和な位置(近すぎず遠すぎずって感じ?)でつきあっていけたらなぁと感じるところです。

 

 

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