ネパール人が謝らない理由とは?現地在住15年の私が見た文化の違いと真実

ネパールの生活・習慣

日本にいるネパール人の友人や同僚を見て、「なんでこの人、謝らないんだろう?」って思ったことありませんか?

私もネパールに住み始めた頃は、正直戸惑いました。

でも、長くこの国で生活してみて分かったのは、彼らが「謝らない」のには深い文化的背景があるということです。

今回は、そんなネパール人の行動パターンの謎を解き明かしていきたいと思います。

最初はイライラしてしまうかもしれませんが、この記事を読み終わる頃には、きっとネパール人への見方が変わっているはずですよ。

 

筆者
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では早速、ネパール人が誤らない理由を見ていきましょう!

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日本人が「えっ?」と思うネパール人のあるある

まずは、私たち日本人がネパール人と接していて「あれ?」と感じる具体的な場面を見てみましょう。

時間に遅れても「ごめん」がない

「3時に会おう」と約束していたのに、平気で1時間遅れてくる。

しかも、「道が混んでいた」「バイクが故障した」と理由は説明するけれど、「遅れてごめんなさい」の一言がない。

仕事でミスしても言い訳ばかり

職場でミスをしても、「パソコンの調子が悪かった」「他の仕事が忙しくて」と状況説明はするけれど、「申し訳ありませんでした」と謝罪の言葉がない。

むしろ、「でも、これは仕方がなかった」と正当化することが多いんです。

トラブルが起きても責任転嫁?

何かトラブルが発生すると、「あの人がこう言ったから」「システムがおかしいから」と、まず外的要因を探す傾向があります。

日本人的には「まず謝って、それから説明」という流れを期待してしまうので、違和感を覚えてしまうんです。

 

筆者
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う~ん・・・日本人にとってはモヤモヤしてしまいますよね

文化的背景を理解してみよう

実はこの「謝らない」行動の背景には、ネパール独特の文化的価値観が深く関わっています。

ヒンドゥー教的世界観:すべては「カルマ」

ネパール人の多くはヒンドゥー教徒で、「カルマ(業)」という概念を信じています。

これは、今起きていることはすべて過去の行いの結果であり、運命として受け入れるべきものという考え方。

だから、電車が遅れたり、仕事でトラブルが起きたりしても、「これもカルマだから仕方がない」という受け止め方をするんです。

日本人のように「自分の責任かも」と考える前に、「これは運命だった」「なるべくしてなった」と解釈してしまう。

階層社会での「面子」の重要性

ネパールは伝統的にカースト制度が根強く残る社会です。

この中で育った人たちにとって、「謝る」ことは自分の立場や面子を下げる行為として捉えられることがあります。

特に年上の人や同僚の前で謝罪するのは、自分の社会的地位を脅かす危険な行為。

だから、謝るよりも状況を説明して理解してもらおうとするんです。

コミュニケーションスタイルの違い

日本人は「察する文化」で、相手の気持ちを読み取って行動することを美徳とします。

ネパール人も察する気持ちは持っていますが、基本的には「説明する文化」。

何が起きたかを詳しく話すことで、相手に理解してもらおうとします。

私たちが期待する「すみません」の代わりに長々と状況説明をされると、「言い訳してる」と感じてしまうんですね。

言語の壁も大きな要因

ネパール人スタイル

ネパール語と日本語では、謝罪表現の使い方が全然違うため、言葉の壁も誤解を生む要因となります。

ネパール語の「マーフ ガルヌス」は重い謝罪

ネパール語で謝罪を表す「マーフ ガルヌス(許してください)」は、日本語の「すみません」よりもずっと重い意味を持ちます。

これは本当に深刻な間違いを犯した時に使う表現で、軽々しく使うものではないとされています。

日本語の「すみません」は万能すぎる

日本語の「すみません」は、謝罪だけでなく「ありがとう」「ちょっと」「失礼します」など、様々な場面で使われる万能表現ですよね。

でも、ネパール語にはこれに相当する便利な言葉がないんです。

だから、日本在住のネパール人も、いつ「すみません」を使えばいいのか、実はよく分からないまま生活している人が多いのが現実です。

ネパール人の「自分の仕事」の考え方

ネパール生活

ネパールの仕事・役割に対する考え方を理解すると、彼らの行動がもっと理解できるようになります。

役割分担がはっきりしている社会

ネパールは強い共同体社会ですが、その中で一人ひとりの役割や責任範囲がはっきりと決まっています。

家族の中でも、職場でも、「誰が何を担当するか」が明確で、それぞれが自分の役割に責任を持つという考え方が基本。

だから、自分の担当外で問題が起きた時は、「それは○○さんの仕事だから、○○さんが対応すべき」と考えます。

これは決して冷たいからではなく、むしろ「みんながそれぞれの役割をきちんと果たそう」という責任感の表れなのです。

日本人の「連帯責任」との違い

日本人は「チーム全体の問題」として捉える連帯責任の意識が強いですよね。

でも、ネパール人にとっては「みんなで責任を取る」よりも「それぞれが自分の役割をしっかり果たす」ことの方が大切。

問題が起きた時も、まず「誰の担当だったか」を明確にしてから解決に向かうので、日本人からすると「責任逃れ」に見えてしまうことがあるんです。

でも、ネパール人の素晴らしいところもたくさん!

ここまで読んで、「ネパール人って大変そう」と思った方もいるかもしれません。

でも、彼らには日本人にはない素晴らしい特徴もたくさんあるんです。

困った時は必ず助けてくれる

ネパール人は本当に情に厚い人たちです。一度友達になったら、どんなに忙しくても困った時は必ず手を貸してくれます。

私も病気で寝込んでいた時、近所のネパール人家族や親せきが、毎日のようにご飯やフルーツを持ってきてくれた経験があります。

家族愛が深すぎるくらい濃密

家族のためなら何でもする、それがネパール人。親の面倒を見るのは当然で、兄弟姉妹の結婚資金を工面することも良くあります。

この家族愛の深さは、本当に見習いたいものがあります。

前向きで諦めない強さ

経済的に厳しい状況でも、いつも明るく前向き。「今日がダメでも明日がある」という楽観主義は、時として私たち日本人が学ぶべき強さだと思います。

まとめ:理解し合えば最高のパートナーに

ネパール人が「謝らない」と感じるのは、文化的背景、宗教観、言語の違い、社会構造など、様々な要因が絡み合っているからです。

彼らは決して悪気があるわけではなく、ただ私たちとは異なる価値観の中で生きているだけ。

日本人の私たちが「謝る文化」を持っているように、ネパール人には「説明する文化」があります。

どちらが正しいということではなく、違いを認め合うことが大切です。

実際に、文化の違いを理解してネパール人と付き合ってみると、彼らの温かさや誠実さに触れることができます。

最初は戸惑うかもしれませんが、一歩踏み込んで理解しようとすれば、きっと素晴らしい関係を築けるはずです。

 

筆者
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文化が違って面白い!そう考えながら楽しく付き合っていけるといいですね

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ネパールロリポップ!
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