今日はネパールのお金について紹介しようと思います。
初めてのその国のお金を使うときは、慣れていないので間違えることも多いのではないでしょうか。
ぜひ事前にネパールのお金について学んでおきましょう!
ネパールのお金のデザインについて
ネパールのお金はいつも使っているくせに、お札を改めて並べてみて驚きました。
ネパールのお札ってこんな絵が描かれていたんですね!
10年以上も、毎日毎日使って目にしていたはずですが、 お札にはすべてヒマラヤの絵が印刷されていることを知りませんでした。
本当にじっくり見たことがなかったみたいです。
反対の面はこんな感じでした。
動物の絵が描かれていたのはなんとなくわかってましたが、 全部種類が違っているとは全く知りませんでした。
お金を使うことに関心があっても、お金自体には関心がなかったみたいです。
並べてしみじみ眺めてしまいました。
私がちょっとやっかいだなぁ、と思っているのが、500ルピー札と1000ルピー札。
大きさは若干異なりますが、折りたたんでいたり汚れていたりすると、色が似ているので 一瞬見分けがつかないことが多いのです。
多分、間違って渡して損していることもありそうです。
日本のお札を久しぶりに手にすると、その豪華さに驚かされます。
一枚一枚がしっかりしていて、さわり心地もネパールのお札とはまるで違います。
こちらのお札は日本のより薄く、ペラペラしています。
もろいのですぐに破けてしまい、ボロボロになったお札がまわってくることもあります。
テープなどで補強してあればいいのですが、破けて一部がなくなっていたり、穴が開いているお札は使用ができない場合があるので注意が必要です。
お店の人も嫌がって、受け取ってくれません。他のお札と混ぜてわざと破けたお札を渡してくる人もいるので、お金を受け取ったら、その場で確認したほうが良いです。
ネパールのコインの種類
コインは現在流通しているのは1ルピーと2ルピー。
でもコインはあまり重要とされていないというか、 疎外されているようなイメージがあります。
小銭入れからコインをかき集めて渡そうとしても、 「あ、いらないよ」と言われたり、 おつりの1ルピーや2ルピーを飴やガムで返されることも多いです。 (飴やガムは1個1~2ルピーなので)
マイクロバスに乗ると、半端な小銭はおつりで返してくれないこともあるし、逆にこっちが持っていないと、なかったことにもしてくれます。
観光がメインの旅行客の人ですと、コインを見る機会もないかもしれませんね。
ネパールのお札の汚れ具合にびっくり
よくこんな赤い色のついたお札にも会いますが、使用するのには特に問題はありません。
初めて目にする人は、 「何これ?血???」と驚くかもしれませんが、こちらの人は誰も気にせず、気が付かず・・・というくらい当たり前のことです。
ネパールではお祝いの「ティカ」や祈祷・礼拝の「プジャ」などで赤い色粉を使用します。
その際、指に赤い色がついた状態でお金を持つことがあるので、お金に赤い色が移ってしまうのです。
この赤い色、日常的過ぎてネパール人にとっては全く気にならないようで、 生活のあらゆるところで目にします。
体や持ち物についても気にしていない様子です。
ネパール旅行の際にはできるだけ少額のお札を用意しておくことをおすすめします。
1000ルピー札だと嫌がられたり、おつりがないと言われて買い物できないことが時々起こります。
そして、くれぐれも500ルピー札と1000ルピー札を見間違えないようにしてくださいね。