ネパールの国技とネパール人に人気なスポーツを紹介

コロナの問題で延期となっていた東京オリンピックですが、様々な意見や問題を抱えつつもついに開催されましたね。

ネパール人も出場しているので、とても嬉しい限りです。

ところで、

ネパールではどんなスポーツが人気なんだろう？

と、疑問に思っている人もいるのではないでしょうか。

ネパールでは歴史や環境の面からも、日本とはスポーツについての習慣が少し違ってきます。

良い機会なので、ネパールとスポーツの関係について書いてみようと思います。

2020年東京オリンピックとネパール

まず今回の2020年（2021年）東京オリンピックについて。

ネパールからの出場選手は全部５名です。

女性が活躍していますね。

ネパール在住者の私としてはネパール人がオリンピックに参加しているのはとても嬉しいです。

日本人選手同様、応援しています。

さて、ネパールの国技って知ってますか？

実は私もよく知らなかったのですが、調べてみた結果よくわからないスポーツの名が。

＜ネパールの国技＞

バレーボールは2017年に国技として認められたらしいので、つい最近ですね。

カバディはインドのスポーツとして有名なので、知っている人も多いのではないでしょうか。

ダンディビヨというスポーツについては、私も初めて聞きました。

Web上にあまり情報もなかったのですが、詳細が書いてあるサイトがみつかりました。興味のある方はチェックしてみてください。

バレーボールが国技というのは意外でした。周りでやっているネパール人にもあったことがないので。

実際にネパールではどんなスポーツが人気が高いのでしょうか。

人気のスポーツというのは、国技かどうかは全く関係ありません。（日本でも相撲や武道が一番人気かといえばそうではない！？）

ネパール人が好んで観戦したり、自分達も楽しむスポーツは、サッカー・バスケットボール・バドミントン・クリケット・武道あたりかなぁ。と思います。

特に武道では、柔道・空手・テコンドーの教室を街中でよくみかけますし、学校で授業の選択肢に入っていることも多いです。

今回の東京オリンピックでは水泳の選手が出場していますが、ネパール人はあまり水泳は得意ではない印象があります。

都市部は別ですが、ネパールはプール施設が整ってないせいなのかな？と、勝手に思っています。

それと、日本では小学生になるとほとんどの子供が自転車に乗れるようになるのに対し、ネパールでは大人になっても乗れない人が結構います。

そうは言ってもスクーターに乗れる人は多いので、ただ自転車の習慣がないだけなのですが。

また、ネパールでも朝早くにジョギングをする人やスポーツジムに通う人など、運動に前向きな人はよく見かけます。

子供が楽しむ遊びのスポーツとしては、なわとび・フラフープ・スケボー・キックボードなど、日本でおなじみのアイテムも使われています。

オリンピック選手の競技を見るのも燃えますが、自分がスポーツをするのも楽しいですし、体を動かして遊んでいる子供たちを見るのもとても微笑ましいものです。

特に今のコロナ禍でついつい外出頻度は下がってしまいますが、やっぱり体を動かすのは大切ですね。

時間をとりつつ、できるだけスポーツを日常に取り入れていければと思います。