ネパールで買う生活雑貨は粗悪な中国製品も多く、日本で買うものに比べすぐに壊れます。
ネパール人に教えてもらいましたが、「メイドイン チャイナ ボリ チャイナ」(中国製のものは明日にはもうない、すぐ壊れるの意)なんて、面白おかしく皮肉った言葉まであるそうです。
中国製のものは壊れやすいと言いますが、かといってネパール製の日常雑貨って、あまり便利なものがなく種類も少ないんですよね。
ネパール製が中国製より質が良いとも正直思いませんし・・・・すみません、ネパリの皆様。
ネパールにも日本の100円ショップみたいに安くて質の良い便利なお店がないかしら~ なんて以前から思っていました。
そしたら、もう既にあったんですね、便利なお店が!
ネパールMINISO メイソウ シビルモール店の様子
少し前から「日本の100円ショップみたいな店がある」「無印良品のようなダイソーのような店がある」なんて話は耳にしていたのですが、もともと腰が重くそれほど物欲もないので、偵察に行くのが遅くなってしまいました。
子供の遊びがあるのでよく行っている、大型ショッピングセンター「シビルモール」にも新しくMINISOができたと聞いたので、最近になって買い物するようになりました。
先日も行く機会がありましたので、少しだけ写真を撮ってきました。
シビルモールです。
地図はこちら。
メインの入り口からシビルモールに続く遊歩道(?)の下に店があります。
入口です。赤地に白い文字のロゴから、「ユニクロ」や「無印良品」を連想してしまいますね。
名前の響きは「ダイソー」っぽいですし。
店内はこんな感じです。ここがネパールとは思えないくらいナチュラル色でまとまっています。
店内をパシャパシャ撮影するのも気が引けたのでこれ1枚だけですが、日本の100円ショップの雰囲気そのものです。
化粧品・入浴グッズ・キッチン用具・衣類・文房具・おもちゃなど、大抵の生活雑貨は手に入ります。
でも価格は全品100ルピーというわけではなく、249ルピーとか499ルピーとか半端な感じです。
小さなものは100ルピーしないものもありました。
日本なら100円で買えるものが倍以上の値段で売っていたりするので、よほど必要性がない限り買う気にはならないのですが、何て言うか店の雰囲気がいいんですよね・・・質もよさそう。
商品はきれいに陳列されているので手に取って見やすいのです。
ただし、あえていうなら値札やシールが全ての商品ついているわけではないので、店員さんにいちいち確認するのが面倒と言えば面倒です。
意外にもMINISO(メイソウ)の創始者は日本人!?
店のロゴや雰囲気からして、日本のダイソーや無印良品のパクリ!?
ネパールだしありえる・・・なんて、失礼なことを考えていましたが、なんと創始者は日本の方。
株式会社 名創優品産業という企業だそうです。
商品は主に中国製ですが、ネパールに輸入されている中国製品と違い、日本人が監修しているので、さすがに「メイドイン チャイナ ボリ チャイナ」にはならないでしょう。
公式ホームページでは、ネパールでのオープニングセレモニーの様子も掲載されています。
最初のオープンは2016年10月だったんですね。
全く知りませんでした。
Facebookページもありました。私はまだこのシビルモール店にしか言ったことがないのですが、Facebookによると現在はネパール国内に9店舗あるようです。
いつの間にこんなにオープンしたのでしょう!!
ネパール人にも大変人気なようで、私が買い物に行くとネパール人でにぎわっています。(ネパールなので当然と言えば当然ですが)
ちなみにこの日、私が購入したのはこちら
子供が遊ぶ、ねんどです。249ルピーでした。
MINISOもありがたいですが、ネパールの現地企業がこんな感じの店舗をたくさん作ってくれたら一番いいですよね。
商品の価格がだいぶおさえられそうだし。
でもそうなるとやっぱり品質の問題が出てくるでしょうか。
ネパール社会もどんどん変化していますし、そのうち買物環境も良い方へ進んでいくだろうと気長に待っていることにします。