ネパール人との婚姻手続きの方法は?(日本式とネパール式での結婚方法)

国際結婚・海外移住
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私がネパール人夫と結婚して、もうかれこれ15年です。

あっという間に時が過ぎましたが、結婚当初はわからないことや初めてのことばかりで結構バタバタしていました。

その当時って、まだブログ書いている人も少なくて、ネット上から情報を集めるのも一苦労でした。

もう時が経ちすぎて自分の記憶が曖昧だし、そのころの私の経験が役に立つのか?

それはちょっとわかりませんが、どなたかにとっては必要な情報になるかもしれないと思い、まとめてみることにします。

ネパール人との結婚手続き方法(日本式⇒ネパール式)

  • 先に日本で日本式の結婚手続き
  • その後、ネパールでネパール式の結婚手続き

私はこのパターンで結婚しました。

ネパール人の彼を3ヶ月の短期ツーリストビザで日本に呼び、結婚。

結婚後、夫のビザはすぐに配偶者ビザに切り替えました。

ネパール側での結婚手続きはその後5年間は行いませんでした。

5年後にネパールに移住してきたのをきっかけに、ネパールで婚姻手続きを済ませました。

日本側の婚姻手続き

自分の住む地域の市役所に必要書類を提出しました。

必要書類

  • 婚姻届
  • 戸籍謄本
  • パスポート
  • 婚姻具備証明書(独身証明書)※日本語訳をつける必要があります。翻訳者は本人たちでも誰でも大丈夫です。 独身証明書は旦那がネパールのCDO(セントラル・ディスリクト・オフィス)で取得し、日本に持参してきました。

 

日本人同士の結婚のように、婚姻届を提出後すぐに受理されるわけではありませんでした。

「また連絡するのでお待ちください」と、一旦お預かり・・・のような感じでした。

書類を提出してしばらく後に「面接にくるように」と電話連絡がありました。

書類を提出した市役所ではなく、法務局管轄の場所に呼ばれたと思います。

優しい職員の人が、出会った経緯などの簡単な質問をしてきました。

特に緊張するような雰囲気ではなかったと記憶しています。

ちなみに後で知りましたが、この面接はある場合とない場合があるそうです。

どういう基準なのかは不明ですが。

その後、無事結婚が受理されたと電話連絡がありました。

日本側の結婚は、面談を除けばそれほど大変なことはありませんでした。

ネパール側の婚姻手続き

ネパール移住後にネパールでの婚姻手続きを行いました。

それまでの約5年間はネパールでは籍を入れていない形となっていましたが、そのことで特に問題はありませんでした。

ネパール側の手続きは、義父やCDOに務める親戚が行ってくれたので具体的なことはほとんど記憶にありません。

旦那の出身はカトマンズではありませんので、その場所のCDOに行き、言われるがままに手続きを終えた感じです。

私自身、手続き内容ははっきり覚えていませんので、おぼろげな記憶とネット情報から、なんとかまとめてみました。

そのサイトによって違うことが書かれていたり、略されている部分もありますので、必ずご自身で現地にて確認してください。

 

必要書類

  • 婚姻証明書(在ネ日本大使館で発行してもらう)
  • パスポート(日本人)
  • ナガリクタ(ネパール人身分証明書)
  • 証明写真(それぞれ10枚くらい)
  • 結婚の証人(人数要確認)のナガリクタコピー

 

手続きを行う地方によっても必要書類が変わってくるらしいので、必ず事前に現地に問い合わせをしておいたほうがいいです。

書類を提出後、結婚証明書を受け取りにまた行かなくてはなりません。

2~3週間後に取りにいったと思うのですが、明確ではありません。記憶が曖昧ですみません。

 

日本に住んでいる人は在日ネパール大使館でネパール側の結婚手続きができれば便利なのですが、在日ネパール大使館では婚姻に関する手続きは行っていないようです。

そのため、ネパール側の結婚手続きは必ず2人でネパールに行って行う必要があります。

日本で仕事がある人は時間に余裕がないので、わざわざネパールに来るのも難しいですよね。



ネパール人との婚姻手続き方法(ネパール式⇒日本式)

  • 先にネパールのCDOでネパール式の結婚手続き
  • その後、ネパールの日本大使館で日本式の結婚手続き

 

最初からネパール現地で結婚の手続きをするときは、ネパール側と日本側の両方の手続きができますので、このパターンで結婚するカップルの方が多いみたいですね。

それでも、全ての手続きが完了するまで一ヶ月くらいかかる場合もあるそうです。

日本を拠点として生活している人にとっては、わざわざネパールまで来て、長く滞在するのは骨が折れる話です。

ネパール側の婚姻手続き

1.日本から戸籍謄本を3部持参する。

ネパール側に提出する独身証明書の発行の際に1部と、日本側の婚姻手続き(日本大使館)の際に2部必要です。

 

2.在ネ日本大使館で独身証明書を発行してもらう

必要書類

  • 戸籍謄本1部
  • 二人のパスポート

 

3.CDOで婚姻の手続きをする

必要書類

  • 婚姻届(現地にある)
  • 独身証明書(二人とも)
  • パスポート(日本人)
  • ナガリクタ(ネパール人)
  • 証明写真(それぞれ10枚くらいずつ)

 

 

4.結婚成立まで待機する(最低15日)

婚姻手続きをしてもすぐに結婚成立とはならないので、一定期間待たなくてはなりません。

人によって違いはあるそうですが、最低でも15日とのこと。

もっとかかる人もいるようなので、日程には余裕をもってネパールに滞在しないとダメですね。

 

5.結婚証明書を受け取りに行く

CDOに結婚証明書を受け取りに行きます。

必要書類

  • 証明写真
  • 結婚を証人する3名のナガリクタ

 

※証人3名もその場に連れていく必要あり

婚姻手続きの申請に行くときも、結婚証明書を受け取りに行くときも、2人そろってCDOに出向かなくてはなりません。

その他、ポリスレポート(警察による身辺調査など)の提出が必要だという情報もネット上で見かけたのですが、私の時は提出した記憶がありません。(先に日本で結婚していたから?)

必要だった人や不要だった人がいるようですので、ネット情報だけを鵜呑みにせず、必ず手続きする場所へ確認が必要ですね。

それでなくてもネパールのお役所はその時の担当者や気分によっても言うことが変わってきますので、要注意です。

ポリスレポートが必要な場合は、最初に婚姻手続きに行ったときにCDOで警察宛の手紙を渡されるそうなので、それを持って警察署で手続きが必要です。

詳しくはCDOにて確認してみてくださいね。

 

日本側の婚姻手続き

無事にネパールの結婚証明書が手に入ったら、次は日本側での婚姻手続きをします。

ネパールにある日本大使館で手続きができます。

日本側の婚姻手続きについては、在ネ日本国大使館のホームページに詳しく書いてありますので、こちらを参考にしてください。

在ネパール日本国大使館 婚姻届

ネパール側の手続きの後の日本の手続きは、きっとスムーズに感じることでしょう。

ネパール人との結婚について参考になるサイト

ネパール人の男性と結婚されている行政書士の方のホームページです。

わかりやすく書かれていて、ネパール人との結婚やビザ手続きについても参考になると思いますので、リンクさせていただきます。

国際結婚の手続きとビザの支援室

 

ネパール人との国際結婚を考えている方へ

結婚の手続きについて記事にしてみましたが、ネパール人に限らず国際結婚って面倒だなぁと改めて思いました(笑)

でも目の前のことをひとつずつ片づけていけば、あっという間です。

結婚前の方を脅かすわけではありませんが、結婚手続き云々より、結婚してからの方が大変なことは多いです。

国際結婚特有の悩みや苦労もあると思いますが、パートナーと力を合わせて頑張ってくださいね。

 

 

追伸:重ねて注意ですが、当サイト内に掲載の内容は参考程度にとどめていただくようお願いします。情報は随時変更します。手続きの際には事前に関係各所に確認をとることをおすすめ致します。

 

 

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