日本で留学・出稼ぎしているネパール人はもちろん、ネパールに住んでいてもかなり上手に日本語を話すネパール人によく出会います。
道端やバスの中で「ニホンジンデスカ?」と日本語で話しかけられることもしばしば。
旅行者の中心街「タメル」では、かなりの割合で日本語を上手に話せるネパール人に会うことができます。
どうしてネパールではこんなに日本語を上手に話す人が多いのでしょうか。
その理由について何となく考えてみました。
日本語を上手に話すことができるネパール人が多いのは何故?
ネパールは遠いアジアの小国というくらいの印象しかない日本人も多いと思いますが、ネパール人にとっては日本はとても身近に感じている国のひとつです。
何かしら日本と関係をもっているネパール人も多いのです。
過去に日本に滞在していた
日本は留学や出稼ぎ先としても人気の国です。
毎年多くのネパール人が日本のビザを取得し、実際に日本に入国しています。
在日ネパール人の数はどんどん増加傾向にあり、現在では8万人以上の在留登録者がいるようですね。(不法滞在者も含んだらもっといる!?)
ですので、この狭いネパールに住んでいると、割と普通に「日本に住んでいたことがある」というネパール人に会うことがあります。
久々に日本語を使えて嬉しいようで、流暢な日本語を操りながら話しかけてくれます。
これから日本に住む計画がある
若いネパール人ならこれから日本に留学にいくために(大抵は稼ぐ目的で)、ネパールの日本語学校で勉強中の場合があります。
まだまだ勉強中で慣れていないせいか、あまり積極的には話しかけてこない人が多いように感じます。(若者だからというのもあるのか)
日本語の勉強が進行形の人は、まだそれほどペラペラではないですが、日本に滞在することですぐに上達することでしょう。
観光客相手の仕事をしている・していた
実際に日本に住んだ経験がなくても、普段外国人と接する仕事をしているネパール人の中には、割と日本語を上手に話す人がいます。
日本語だけをしっかり学んだ経験があるわけではないので、そこまでペラペラではない人もいるのですが、下手でもどんどん話してくる人が多く、恥ずかしがって日本語を使ってくる人は誰もいません。
やはりネパール人はコミュニケーション能力が高いので、言語も習得しやすいのでしょう。
このように、ネパールでは頻繁に日本語を話すネパール人に会うことができます。
「海外だから日本語なんて通じないだろう・・・」と悪口や良くない内容のことを日本人同士で会話していると、それを聞いているネパール人がいるかもしれませんので要注意!
私もついネパール人相手に、日本語で文句や愚痴を言ってしまうことがあるので、気を付けようと思います。