私は、もともと日本に住んでいた時から偏頭痛が時々起こるタイプでした。
でも、それがネパールに移住してからさらに発症する頻度が増えたんですよね。
症状としては、脈打つ頭痛と共に冷や汗が流れたり、嘔吐したりという感じです。
ひどい時には一週間ずっと続いたり、起き上がれず寝込んでしまうこともあります。
ネパールで頭痛が起こりやすい原因について
もう10年以上もネパールで偏頭痛と付き合ってきたので、どう言ったときに頭痛が始まるのかはだいたいわかってきました。
人・車などが多くてカオス状態の街
一番はこれですね。
特にカトマンズは村から流れてきた人々も増え、人・車・バイクの数が大変なことになっています。
エリアにもよりますが、私の住む地域は特にゴミゴミしているので、自宅を一歩出た瞬間からカオスが始まります(ホントに)。
人やバイク、野良犬、野良牛に道を阻まれ、「お、おぅ・・・」となって歩くのも大変な状態のことも少なくありません。
常にストレスを感じて歩く状態なわけです。
道路だけに限らず、人が集まったりわいわいと周りが賑やかになる環境が多いネパール。
日本のように秩序が守られていないので、すべてが混沌としています。
周囲の騒音や混雑感が刺激となって、ズキズキと頭痛が始まるのがいつものパターン。
不衛生・ニオイからくるもの
街を歩いていると、動物の死骸に遭遇する確率も多く、街中にゴミが放置されています。
人々も頻繁にお風呂に入るわけではないので、申し訳ないですがとても清潔とは言えません。
四方八方から色々な悪臭を感じます。(言いすぎ!?)
これは長く住んだからと言って慣れるものではありませんし、自分で対策できるものではないので難しいところです。
周りのネパール人に「臭いがひどくて頭痛が・・・」といってもなかなか理解してもらえないのがつらいですね。(そもそもネパール人は臭いにとっても鈍感です)
でも、一度ネパールで病院に行って医者に相談したところ「ネパールが不衛生だから、臭いが刺激となって頭痛を起こす人もいる」と言われました。
「でしょ~!やっぱり。先生わかってらっしゃる!」と思ったものです。
日差しの強さ
頭痛は視覚からの刺激でも始まりやすいです。
ネパールは日本に比べてかなり太陽の日差しが強いです。
昼間に外にでると、目がまぶしい&チカチカして開けられないことも。
長時間外出する予定があると、結構な割合でズキズキ。
まぁこれはサングラス&日陰に避難ということである程度は回避できます。
つらい偏頭痛を避けるためにはこれらのことに気をつければいいのですが、それがなかなか難しい。
「カオス状態+不衛生+強い日差し」がトリプルパンチ~!!! の状況に置かれることが日常生活ですので。
一番良い対策方法は「自宅に引きこもる」ってことなんですけどね。
さすがに生活していたらそうもいきません。
なるべく体調に気をつけたり、頭痛薬と付き合っていくことで乗り切っています。
ということで、何を言いたかったのか良く分かりませんが、
偏頭痛の傾向にある方や敏感な方は、ネパールに滞在するときは気を付けてくださいね。
・・・と、まとめておきます。