日本でゴールドのアクセサリーを身につけている人はあまり見かけません。
どちらかというとシルバーやプラチナの方が人気ではないでしょうか。
で、ネパールといえば・・・間違いなく金(ゴールド)が主流です。
ネパールでは金のアクセサリーが人気
金のアクセサリーと言えば、アジア地域の人々が好んで身につけているイメージを持っていましたが、ネパールも例外ではありません。
ネパリ夫と結婚したときから、アクセサリーのプレゼントと言えば金が当たり前。
もらっておいて申し訳ないのですが
「こ、これは・・・日本では使いづらいかなぁ・・・」
というのが本音のところ。
ちょっと暗くて見えにくいですが、ネパールの金のアクセサリーの例として載せておきます。
結婚の時に夫の家族から贈られた金のアクセサリーの一部です。
ネパールのゴールドはK22やK24が多いです。
日本のアクセサリーでは一般的にK18がほとんどなので、細かいデザインも可能です。
でも、ネパールの場合は純度が高い分、繊細なデザインや加工ができません。
どうしてもネパールのは金のコテコテ感がでてしまうので、日本人には好まれない傾向にあるかも?
こちらは、結婚する前にネパール人の義母からプレゼントされたゴールドのピアスです。
初めて会った時に「何もあげるものがないから・・・」といって自分のピアスを渡してくれました。
ピアスの留める箇所がとてもやりにくく、普段使いにしては重厚感がありすぎ・・・(もちろん義母の気持ちは嬉しかったですよー)と思いましたが、ありがたくいただきました。
言い方が良くないかもしれませんが、ゴールドはもらっておいて損はないのが魅力ですね。
いざとなれば世界中で売れますし、価値があるものですので。
ネパールでゴールドが人気なのも、「アクセサリーとして楽しむため」というよりは、個人の財産になるからというのが大きな理由の一つだと思います。
子供のころからゴールドを身につけるネパール人が多い
そもそもネパールでは、小さな赤ちゃんの頃からゴールドを身につける人が結構います。
生後半年くらいに、日本のお食い初めのようなお祝いがネパールでもあるのですが、その日を機に耳にピアスホールをつくる赤ちゃんが多いです。
現在は宝飾品店で穴を開けてくれますが、「昔は自分たちで針や木で耳に穴を開けたよ~」と言っているネパール人もいます。
「げげっ、自分の子供には絶対にやってほしくないわ~」と思いましたね。
不思議なことに、ネパールは男の子でもピアスつけるのは普通です。両耳に。
ピアスは当たり前のように金です。
誰かにいつのまにか盗られてしまうのではないかとちょっと心配。
もちろん親の考え?によってはピアスしない子供もいると思うので、全員ではありません。
大きくなってからは「ピアス禁止」「ゴールドのみOK」など、学校によって規則も変わってくるようです。
うちの娘も生後数ヶ月で、親戚からゴールドピアスのプレゼントをもらいました。
大人用のピアスより小さいし、シンプルで可愛いかも!!
と思って裏をみたら・・・
まるでネジのような状態にビックリ!
この太さ、私の穴でもムリだわ・・・・と思い、娘には一度もつけていません。
ネパールのゴールドアクセサリーは日本人受けしないと思いますが、オーダーメイドで自分好みのデザインにもできるので、作ってみるのも楽しいでしょう。
それと、知り合いの若い子の話では、ゴールドよりシルバーが好きというネパール人も増えてきているそうなので、やはり好みは人によるのかもしれませんね。