ネパール人の伝統的な民族衣装はこんな感じ!現在の服装・ファッションは意外にも・・・

ネパールの生活・習慣

 

ネパール人の服装・ファッションといえばどんな姿をイメージしますか?

私は初めてネパールに来るまでは、ネパール人=サリーをはじめとした民族衣装を着て生活していると思っていました。

でもこれって「日本人はみんな着物を着て生活している」と思っている外国人と変わらない発想でしたよ(笑)。

今回はネパールの民族衣装や、現在のファッションについてのお話です。

 

ネパール人の昔ながらの服装・民族衣装はこんな感じ

 

まず、ネパール人の伝統的な服装についてみていきましょう。

ネパール女性の伝統的な服装としては、まず「サリー」を思い浮かべる人が多いと思います。

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こちらがサリーですね。

今でもネパール人女性はサリーを着ますが、この写真のようにきらびやかなのは、パーティ仕様です。普段身につけるサリーはもう少し質素で動きやすい感じです。

サリーはお腹や背中の肌が露出されるので私は苦手ですが、ビシッとサリーできめてる綺麗なネパリ女性を見ると憧れてしまいます。

サリーは布を下半身から上半身まで巻いていくような感じで着ていきます。

着慣れていない人なら、まず一人で着るのは難しいかも。

年配者の女性は普段の生活の中でもサリーをまとっている人がいますが、よくわずらわしくないなぁと感じてしまいます。 やっぱり慣れなんでしょうか。

その他ネパールの代表的な服装として「クルタスルワール」があります。

クルタスルワールは上下に分かれていて、普通の洋服のように着れば良いだけなので、日本人でも着やすいと思います。

デザインも色々な種類があり、仕立て屋で自分の好みをオーダーできるので楽しいです。

普段着用のクルタはパンツが太めの(日本のもんぺみたいな)を履いている人も多いですが、勝負用クルタ(?)の時は細身のパンツがほとんどです。

クルタは着やすいので、外国人旅行者が身につけている姿もよく見かけます。

あとは、普段は着ることはほとんどないですが、それぞれの民族によって伝統的な衣装があります。 行事の時や何かプログラムがあるときに特別に着ることが多いようです。

どの衣装がどの民族のものなのか、もはや私には覚えられませんが、やっぱり民族衣装って雰囲気がありますよね。 こういった風習はなくならないでほしいものです。

そして、衣装に関して言えば影が薄くなりがちな男性ですが、ネパール男性にもちゃんと伝統的な服装はありますよ。

これがネパール男性の代表的な民族衣装「ダルワスルワール」です。 正装の時にダカトピという帽子と一緒に身に付けることが多いですが、普段から着ている人はほとんどいません。

年配者の方が時々着ているのを見かけるくらいでしょうか。

ネパールの伝統的な服装も、結婚式や大きなお祭りで目にすることがほとんどで、日常の生活では当たり前のように着ている人は少なくなっています。



ネパール人の普段の服装・ファッションには個人差があり!?

とはいっても、ネパール人女性の既婚者は日常的にサリーやクルタを着ているのはまだまだ見られます。

普段の生活で着ているので、少しヨレ感が強いのは否めませんが。。。

家事で動き回らなければいけないし、しっかりした綺麗なサリーやクルタは着ていられませんね。

でも、普段から腕にジャラジャラとチュラ(ガラス製の伝統的な腕輪)をつけている人は結構います。邪魔じゃないんでしょうかね?

 

首都カトマンズの若者は、現在ではほとんど日常的に民族衣装を着ることはありません。

街中の衣類店もカジュアルな「洋服」を置いているところばかり目立ちます。

 

やっぱり動きやすさを重視したら、そうなりますよね。

そして普段パンツ姿ばかりの親戚の女の子が、パーティーで鮮やかなネパリ衣装を着ていたら「まぁ綺麗!」と関心しちゃうこともあります。

伝統的な民族衣装を着る人がどんどん減っていくのは寂しいですが、時々みかける民族衣装の新鮮な感じも案外良かったりします。

 

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