今回はネパールオムツ事情のお話。
私は日本へ一時帰国して娘を出産し、生後半年でネパールに連れてきました。
その後はネパールで育てているわけですが、2歳半までオムツをしていました。
当時、日本の友人によく聞かれた質問がこれでした。
「ネパールってオムツ売ってるの?」
住んでいる私から言わせてもらうと、「当たり前でしょ~!!オムツくらい売ってるって。」という感じなんですが、来たことがない人にとっては ネパール=便利品はなかなか手に入らない といったイメージが強いのかもしれません。
ネパールでも紙オムツは豊富です
今は何でも輸入されていて、カトマンズの大手ショッピングセンターでは大抵のものは手に入ります。
赤ちゃんのオムツだって多数のメーカーの種類があります。
ネパールの物価にしては値段が高めなのがちょっと困りますが・・・
私は「ネパールで高い紙オムツを買い続けるのは勿体ない!」と思ったので、日本から布オムツを持参してきました。
※当時は家に洗濯機がなく、手洗いでした。
冷たい水でやっと洗い上げ、達成感を感じて撮った1枚!! ・・・・だったと思います。
ちなみに、当時は知らなかったのですが、つい最近、布オムツ(確か、中国製のさらしタイプ)もネパールに売っていることを発見しました。
オムツカバーも色々と手に入ります。 本当に便利になりましたね~ネパール!
ネパールの赤ちゃんもオムツするの?
私の知る限りですが、村で育っている赤ちゃんは、オムツは使っていないです。
布の切れ端などをあてがったりタオルを敷いたりといった感じです。
したいときにいつでも用が足せるように、常にお尻丸出しの姿も見られます。
その姿は カトマンズでもあまり変わらないです。うちの近所でも下半身スッポンポンで気持ちよさそうに遊んでる子供います。
親戚や知人たちを見ていると、若いお母さんほど便利な紙オムツを使用していますが、 おばあちゃんが面倒見ていたりすると、オムツ無しだったりします。
濡れたら着替える、または自然乾燥・・・・。
可愛いのでだっこさせてもらうと、そのまま服を濡らされることもあります。
以前、親戚のオムツ無しの1歳児が、よく私の部屋に遊びに来ていたことがありました。
まだ1歳ですから、そりゃあ漏らしますよね。
でもお母さんは全く気にしていないようでした。
我が家は大部分がカーペット敷きの床なので、毎回「とほほ・・・」と思いながら拭き掃除をしていました。
でもそんなこと気にしちゃだめよね。ここはネパール! そう自分に言い聞かせ。
そんなことが何度か続き、ある日ついに耐えられなくなった私は、強制的にオムツをはかせました。
お母さんはどう思ったか知りませんが、毎回カーペットやソファにされてしまっては、さすがに無理でしたね。私には。
オムツ無し育児を尊重したい気持ちもあるんですが(トイレトレーニングも楽ですしね) もう少し配慮を忘れないでもらいたいなぁ。
というのが、ネパリお母さんたちへの正直な気持ちです。 何年住んでもネパリ母のように寛大になれない、厳しいジャパニーズ母です(笑)