2021年7月8日現在、ネパールの新型コロナウイルスの感染者状況は微妙な感じ。
ピーク時に比べてかなり減ってはきているものの、まだまだ収まる気配はありません。
コロナ問題が始まってすでに1年以上は過ぎていますがみなさんは大丈夫でしょうか。
今回初めて書くのですが、私は少し前にコロナウイルスに感染していたかもしれません。
たぶん私もネパールでコロナ感染していた
さきほどから「感染していたかもしれない」とか「たぶん感染していた」と表現しているのは、実際にはPCR検査は受けていないからです。
自分の症状がおかしいと気づいてからも、結局治るまで検査は受けませんでした。
理由は人の集まる検査会場に行きたくない・・・というただそれだけだったのですが。(後で知ったのですが検査員を自宅に呼ぶことも可能だったそう)
PCR検査を受けていないため、100%「コロナに感染しました」とは断言できないのですが、症状からみてほぼ間違いないと思います。
私がコロナに感染したと思われるのは今年の5月の始めで、当時は近所の知人や親せきの間でもかなりの数のコロナ陽性者がいました。残念ながら知り合いで亡くなった方も数名います。
インドから流入してきたといわれるデルタ株によりネパールに第2波が起き、ネパールでの感染者数もピークに差し掛かっていて、一日7~8千人の陽性者が報告されていた頃でした。
コロナウイルス感染時の症状(私の場合)
コロナウイルス感染時の症状でよく言われているのが熱と咳ですが、これはほとんどありませんでした。37度くらいの微熱が1~2日続いたくらいです。
そのほかに体がだるかったり軽い頭痛があったのですが、生理日のタイミングだったのでそのせいかと思い込んでいました。
そのうち筋肉痛のような体の痛みも出始めましたが、いつもの筋トレが原因だろうと。
まさかコロナウイルスのせいとは思わず普通に家事をし、外に買い物にも出かけていました。
そして体調が悪くなって4日目くらいでしょうか、急に味覚と嗅覚が消えました。
それでよくよく考えてみたら、いつもの体調不良や筋肉痛とは明らかに違うと気づきました。
そのころには娘にも感染してしまったようで、娘は38度台の高熱が2日ほど続きました。(それ以外の症状はなし)
旦那はとくに症状がなかったし、誰も寝込むほど重症にならずに済んだので良かったのですが、私のように自分がコロナ感染者と自覚しないで外に買い物にいったり普通に過ごしてしまう人はかなり多いのではないでしょうか。
自分がどこで感染したのか考えてみましたが、そのころは厳しい行動規制がとられていたので外出は朝20分ほどの買い物のみ。
混雑している野菜市場で感染したか、よく外で人に会っている旦那(←危機感なし)が持ち帰ってきたのかな。。。くらいしか思い当たりません。
コロナウイルスの後遺症で味覚・嗅覚がもどらなかった
軽い体調不良は一週間もしないで回復したのですが、一番厄介だったのが味覚と嗅覚の喪失でした。
ご飯を食べていて味がしないことに気づき、コーヒーのにおいを嗅いでみてもスパイスの箱に顔を突っ込んでみても匂いがしない。
なんとなくバナナの甘さや、塩をなめたら塩辛いというのはわかるのですが味がなく。
これはかなり悲しかったです。何を食べても美味しくない・・・
ネットで調べてみても2週間くらいでだいたいの人が治るという記事が多かったのですが、2週間たっても3週間たっても治らず・・・「もう、このずっとこのままなのか」という心配が頭から離れませんでした。
でも1ヶ月くらいたってから、少しづつ良くなっているのを感じ始めました。
2か月が過ぎた今では、ほぼ元通りになっていると感じます。本当に良かった~。
私がコロナ感染したとはっきり自覚したのは味覚・嗅覚障害があったからです。単なる鼻づまりとは違い、経験したことのないストレスとつらさでした。
コロナに関する現在の周辺の様子
5月のピーク時に比べると現在は1日の感染者が2千人前後と減ってはきています。でも、無症状の人や私のようにおかしいと思っても自覚していない人も多いと思うので、実際はどうなのでしょうね。
ただ最近は周辺で感染者の噂は全く聞かなくなりました。
今の時点では一応まだコロナに関する行動規制中ですが、どんどん規制が解除されていきほぼ普通に外出や買い物ができています。
あとは早く学校が再開されてくれるとよいのですが、まだまだオンライン授業が続くのではないかと思っています。
ワクチンについては、私の周りではまだ接種していない人の方が多いです。私も予約はしてあるのですがまだワクチンに余裕がないようで接種可能の連絡はありません。
いつになったら以前のような日常に戻るのか、もしかして戻らないかも?もっとひどい波がくるかも?
コロナ禍で、毎日いろいろなことを考えるようになりました。
自分がコロナに感染していた状況で、大事に至らなかったことも本当に良かったです。
この先どうなっていくのか全くわからないけれど、少しでも悔いの残らないネパール生活を送りたいと強く思っています。