カトマンズは毎年1月が最も寒い時期になります。
1月中旬の今朝の部屋の温度は7℃でした。
2月になれば急に温かくなってくるので少しの辛抱なのですが。
ネパールの家はレンガ造りの建物が多いので、床からも壁からも寒さが伝わってきます。
そのうえ隙間だらけの窓枠なので、冷たい風がスースーと入ってきます。
太陽が昇れば、家の中のよりも外の方が温かく、あちらこちらで日向ぼっこが始まります。
まともな暖房設備のない我が家でも日光だけが頼りです。
最近になって、数本の指があかぎれ状態になりました。
まさに指が切れて、血がにじみ出たりもします。
日本ではあかぎれなんてなったことありませんでしたが、こちらに来てからは毎年のように切れています。
あかぎれは一見地味な外傷ですが、刺激すると体中に電気が走るように痛いです。
数年前にはあかぎれが悪化して関節部分が割れ、指が曲がらなくなりました。
その時は病院嫌いな私も泣く泣く病院へ。
抗生物質をもらって治しましたが、あかぎれは一度切れてしまうとなかなか完治しません。
しかも、1週間水に触らないようにと医者に言われ、大変な思いをしました。
ネパールであかぎれになりやすい原因は、日本に比べて空気が乾燥していること。
そして、お湯がいつでも使える便利な環境にないことだと思います。
私の家はソーラーを設置しているのでキッチンとシャワールームだけはお湯がでますが、それも太陽のある昼間だけの話。
朝は一晩でキンキンに冷え切った水を使わなくてはならないし、
夜も遅くなると温かい水はでなくなります。
洗面所はソーラーに対応していないので、いつも冷たい水での洗顔です。
おかげですっきり目が冷めますけどね。
そうしてなんだかんだと、冷たい水にさわっているうちにどんどん手が荒れ、指が切れていきます。
ゴム手袋もこちらで手に入るのですが、ゴム手袋での家事は細かいことができず、あまり効率的ではないので使用していません。
そんな私のネパールでのあかぎれ対処法を紹介したいと思います。
日本から送ってもらったあかぎれ用の薬です。
送ってくれる家族がいるのは本当にありがたいです。
この薬を幹部に塗り・・・・
指と手全体にオイルをたっぷり塗ります。
塗るのはどんなハンドクリームでもいいんですけど、 最近は家に残っていた、子供のベビーオイルを使ってます。(その辺はこだわりのないおおざっぱな私ですが)
しっかりと手のケアが終わったら、
手袋をして乾燥した外気から手を守ります。
部屋にいるときはなるべくはずさないように心がけます。
これであかぎれができても自然に治るようになりました。
とにかく悪化してしまうと面倒な事になってしまうので注意しています。
数年前に洗濯機を買ってからは手洗いをしなくてよくなったので、だいぶ楽になりました。
今は停電もほとんどありませんし、本当に洗濯機様様~とありがたい気持ちでいっぱいです。
冬にネパールにいらっしゃる方は、寒さや乾燥対策にどうぞお気をつけください。
温度はそれほど低くなくても、なぜか日本にいるときよりしもやけにもなりやすいです。
年を重ねるとともに肌にうるおいもなくなってきました・・・(笑)
今まで以上に肌ケアに注意を払って、この寒い冬を乗り切ろうと思います。